3rd Stage Ikeda - Shizunai 188Km Road Race
第3ステージ 池田町−静内町 ロードレース


Tour De Hokkaido '05

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ワインで有名な池田町の田園ホール前をスタート。出走は82人。ふるさと銀河線に沿って太平洋へ向けて南下し、先端に襟裳岬がある日高山脈を越える。海岸線へと出て、向かうゴールは静内町。走る距離は188kmだ。
■スタートからいくつかのアタックが繰り返されるが、逃げは決まらなかった米山、西谷泰治(愛三)、橋川健(キナン)らが積極的だがなかなか逃げにつながらない。集団はNIPPOがコントロールしている。
■橋川健(キナンCCD)が単独逃げにはいった。さらに橋川を追って後方から林裕也(北海道選抜)がアタック。根本智吏、立里匡道(ともに明治大)がさらに追って林に合流。第1山岳ポイントは橋川が先頭で通過した。
■上りの後、橋川に立里、根本、林が合流。2分近くあった集団との差は1分以内に縮まった。向かい風の直線が続く。やがて集団が追い上げ、吸収する。
■広瀬学(キナン)、廣瀬佳正(シマノ)が集団から飛び出した。差が広がり、まもなくホットスポットのある大樹町コスモール大樹道の駅へ向かう。
■大内薫(シマノ)中川康二郎、柿沼章、綾部勇成(ミヤタ)、新保光起(愛三)、真鍋和幸(NIPPO)、守澤太志(明治大)、田代恭崇(BSアンカー)、三浦恭資(キナン)、飯野嘉則(ラバネロ)、コーリー・レンジ(カナダ)、カイ・ケルメル(ドイツ)が先頭2人に合流した。
■第2集団として、阿部良之(シマノ)、ジャン・スンジャ(韓国)、別府匠(愛三)、鈴木真理(BSアンカー)、佐野友哉(同)、清水都貴(同)、アレクサンダー・ティゲイ(ロシア)、ペン・クエイシャン(チャイニーズタイペイ)、ピーター・ウェッジ(カナダ)、マーク・A・ウォルターズ(同)、馬場武蔵(北海道選抜)、エリンコ・ツィン(ドイツ) 、しばらくおいてエディー・ラッティ(NIPPO)、西谷泰治(愛三)、キム・ドンヤン(韓国)らが追走。
■第3集団として、狩野智也(シマノ)、ヤム ジュンファン(韓国)、盛一大(愛三)、岡崎和也(NIPPO)、デレク・マクマスター(カナダ)、ティロ・シュラー(ドイツ)が追走。
第1、2集団がひとつにまとまったところで、廣瀬佳正(シマノ)が先頭集団から飛び出し、田代恭崇(BSアンカー)、三浦恭資(キナン)が合流。3人は集団に20秒の差をつけ、日高山脈の天馬街道を上る。メインはさらに1分遅れ。まもなく今日2回目の山岳ポイントへ。
■山岳ポイント通過順位は1位田代恭崇(BSアンカー)、2位三浦恭資(キナン)、3位大内薫(シマノ)、4位別府匠(愛三)、5位エディー・ラッティ(NIPPO)先頭3人とメイン集団の差は45秒程度。第2グループとして柿沼章(ミヤタ)、大庭伸也(日本大学)、中島康晴(鹿屋体大)が前を行く3人を追い、先頭3人に追いついた。
■集団は太平洋沿いに出て、先頭集団6人とメイン集団のタイム差1分20秒。ホットスポットを通過。先頭から中島が脱落して、5人に。タイム差は1分34秒。
ゴールまで20km。メイン集団とのタイム差1分。先頭5人は均等にローテーションをまわしている。集団は愛三工業、韓国、ラバネロが引く。
依然タイム差は52秒。集団先頭ではで山岳賞ジャージ(山岳賞2位)の別府匠(愛三)と韓国が引く。スプリントでパク・サンバクと西谷泰治のスプリント勝負に持ち込みたい意図か。
■集団で10人ほどが落車! 先頭のタイム差は40秒に。残り10kmを切ってタイム差は35秒。捕まりそうな気配だ。
残り5kmで先頭は吸収された。集団スプリントになり、カルステン・ボムバッハ(ドイツ)がこれを制した。2位には山本雅道(シマノ)。そして3位に学生の島田真琴(法政大学)が入った。
■島田は今年2年生で、昨年のロード世界選手権にジュニア代表として参加している。

Tour De Hokkaido '05